【メタボリックシンドロームのウェルネス的視点】
メタボの問題は、もちろん肥満が原因になっていることが多いですが、正確には「生活習慣病」です。食生活のみならず、運動、飲酒、喫煙、睡眠など、日常生活の改善を目的とした保健指導が行われています。
しかしながら現状、とても厳しい結果となっています。結果が出せないメタボさんは失敗を繰り返し、自分を責め、心の奥では生活習慣を変えたいと思いつつ、諦めの状態になっている人が増えています。
また、保健指導を行っている保健師や看護師も、結果が出せない自分の指導に落ち込み、専門職側も自分を責めて…を繰り返しています。
私たちウェルネスナースは認知科学を学び「認知」について考察しました。私たちは自分の視点で物事をみているため、どうしても相手の立場に立って考えることが難しく、指導している状況そのものに問題があると考えています。
この講座では保健師・看護師などの専門職と、指導される患者側、両方を客観的に見て問題を明らかにしていきます。どうぞ一緒に考察してみてください。